意外とやってしまいがちな登山で絶対にやってはいけない服装5選を紹介します。実際にわたしや周りの登山仲間が初心者の時期にやらかしている事例です。
この記事を知れば、快適・安全に登山を楽しめますよ。
服装に関するミスは、登山装備が整っていない初心者がやりがちです。登山にはまり、登山専用の装備を使用している人には、物足りないかもしれません。でも、こんなミスした事ある!懐かしいと思いながら読んで下されば幸いです。
やってしまいがちな服装のミス5選とは
以下の5つです。複数人の初心者と登ると、確実に1人以上は下記のミスをやらかします。
- ヒートテック
- 綿素材のTシャツ
- ニットセーター
- ジーパン
- 生足露出の半ズボン・ハーフパンツ
キーワードは、「速乾」「快適」「ケガ防止」です。
それでは、詳しく見ていきましょう。
ヒートテック
なぜダメなのか?
意外と汗を吸収しやすく、乾きにくい。濡れて肌に張り付くと、とにかく不快に感じます。また、体温調節もしにくくなってしまいます。濡れていると休憩時に体温を奪われやすいです。
さすがに8月の夏山で着る人は少ないでしょう。しかし、春山・秋山では意外と着ている人がいます。
わたしも、秋山で着て二度と登山では着ないと誓いました。
実際、冬山でも大量の汗をかくので、汗が乾きにくい服はNGです。
改善策
化繊100%の、速乾性の肌着を着用しましょう。肌着だけは登山ブランド物を購入した方が良いです。最もおすすめなのは、montbellのジオライン®です。
ヒートテックより値段は高いです。しかし、吸湿速乾性に優れており、非常に耐久性が高いです。わたしは、6年間同じジオライン®を着ていますが、よれよれになったり破けたりは全くない。あと数年は余裕で持ちそうです。(真夏以外は、週に2日は着ています。)
もちろん、ヒートテックは日常生活上ではコスパ最強で暖かい素晴らしい商品です。しかし、登山時に使用となるとやはりデメリットが目立ちます。
綿素材のTシャツ
なぜダメなのか?
ヒートテックと同じ理由です。ヒートテックよりも多くの汗を吸収するので、絶対に選んではいけない服装です。
まあ、不快で体温調節が上手くできないだけで、我慢すれば何とかなりますが。。。
改善策
化繊100%の、速乾性のものを着用しよう。スポーツ用品店で1,000円もしないでしょう。
わざわざ登山ブランドのものを買う必要はありません。登山ブランドのTシャツは、そこそこ値段がしますので。登山ブランドのものは、格好いいし、性能と耐久性が桁違いに良いですけどね。
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ニットセーター
なぜダメなのか?
これまた汗を吸収したらなかなか乾きません。さらに、体から出た蒸気すら吸収してしまうのです。
肌寒い春山・秋山でやってしまいがちな服装です。確かに、暖かいしそこそこ動きやすいですが、絶対に避けるべき服装です。
ニットでの行動中は非常に暑いです。したがって、体温を逃がせずに蒸し焼き状態。着替えを持っていれば良いですが、持っていなければインナーで登る羽目になるでしょう(笑)
改善策
ニットを着ない!!
ニットの代わりにフリース素材の物を羽織ろう。下には、脱いでも大丈夫なように、Tシャツを着ておくのがベター。
ジーパン
なぜダメなのか?
足の動きが非常に制限されます。したがって、非常に疲れやすくなるし、コースタイムも上がりません。整備が行き届いている登山道でさえ、段差が多く存在しているため足の可動域の広さはとても重要なのです。
また、ジーパンも汗を吸いやすく、単純に暑い。。。
改善策
ジャージ or アンダータイツにハーフパンツがベター。
ジーパンでも、ストレッチ素材で脚の可動域が制限されないならば履いてもいいかもしれない。
生足露出の半ズボン・ハーフパンツ
なぜダメなのか?
怪我しやすくなる。さらに、虫と植物の餌食になりやすい。山には、触れるだけでかぶれたり切り傷ができる植物がある。また、アブや蜂などに攻撃されます。
あと、足首あたりがめっちゃ汚れます(笑)
まあ、でも開放感があったり気持ちがいいのは確か。着ていく山を選べば。。。
改善策
確かに涼しく、脚の可動域も広いため快適ではある。半ズボンを履く場合は、アンダータイツを履くことをおすすめする。
適度に加圧されているため、足の動きをサポートしてくれるというメリットもある。
まとめ
登山装備が整っていない初心者が意外とやってしまいがちな登山で絶対にやってはいけない服装5選は、以下の通りです。
- ヒートテック
- 綿素材のTシャツ
- ニットセーター
- ジーパン
- 生足露出の半ズボン・ハーフパンツ
命に係わるほどのミスではありませんが、気を付けましょう。
ちなみに著者の初登山の服装は、秋山ということもありヒートテックにニットセーター、ジーパンというフルコンボをかましました。二度とこのような服装で登らない事を誓いましたね(笑) 同じような経験をした人は絶対多いはず。。
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